向井田通子 パーチメントクラフト 作品展

レースの専門家をもうならせる仕上がりのパーチメントクラフト作家の向井田氏。
今回、新たに古いヨーロッパ建築建具のデザインを取り入れた作品を加え、
どちでは８年ぶり３度目のチャリティー作品展を開催されました。

ライプッィヒの鉄門扉より（18C）

リヨンの修道院のテラスより（17C）

バルセロナのステンドガラスより

ブリュ−ル城　階段上の吹き抜け（18Ｃ）

レティチェラレース

鹿鳴館時代のドレスより

ポワンドガーズ（19C）

マルタ医療十字軍旗より

パーチメントクラフトは、中世の修道院での写本した聖書の装飾を起源とするそうです。
当時の材は羊皮紙でしたが、現在では厚手のトレッシングペーパーを使って作成されています。

三日月夜

源氏物語　「紅梅」
貝もパーチメントクラフト

向井田氏の作品制作は、その形を真似るだけではなく、元となる歴史やバックボーンを学んでから制作に入ります。

作者が丁寧に作品説明

パーチメントクラフトを用いたカードやアクセサリーは好評です

パーチメントクラフト展にお越しくださいました皆様、誠にありがとうございました。
8年ぶりということもあり、「ご来展いただけるかしら？」やら、準備や展運営に心配がありましたが、
お陰様で連日多くの方々に作品を御高覧頂け大変嬉しく思っております。
いろいろ手伝い支えてくれる家族や友人達にも感謝です。

皆様のおかげで、今回も多くの寄付金が集まりました。
いつもはカレーズの会を通じてのアフガニスタンへ支援なのですが、
今回は年初に発生した能登半島地震へのチャリティーも加えさせていただきました。

今秋にも”どち”にて、チャリティー作品展を開催する予定です。
また、多くの方々の笑顔にお会いできますように＿

向井田 通子