イチとイチ

このたびは、合同展「イチとイチ」にご来場いただき、ありがとうございました。
今回の共通作品テーマとして「1：1」。正方形の作品を作成いたしました。総勢27点が展示され、
すべてが今年制作されたものであります。この展覧会は参加作家にとって今年１年の集大成となる
発表の機会となりました。今回の参加作家につきまして、総勢10名の作家がさんかしております。
主催者が今年３月に卒業した、武蔵野美術大学 通信教育課程を通じて出会った作家や、
母校である共立女子大学及び短期大学の学友、そして昔からの親交の深い友人とともに、
この展覧会が開催できたことはとても感慨深いものであります。また、これからも制作を通じて
このご縁を大切にしていきたいと強く実感しております。

作品は一種の子ミニケーションツールだと考えています。観賞者が視覚・感情とらえた作品の向こう側には、
他者が存在しています。観賞者が作品にへ向けて心のなかで問いかけをすることで、
対話が生まれているのです。それは作家と観賞者、もしくはご自身での対話かもしれません。
その対話をこれからも大切にしていきたいと思っております。

主催者；高川 雲耶