津軽・青森県黒石にて
ギネス認定・世界最長103mを超える
登り窯を完成させた烏城焼の今井理桂氏。
その娘さんが千葉に嫁いだ縁で
どちで陶芸展を開催されました。

登り窯の中で、赤松の薪が灰となり陶に積り
登り窯の高熱によって釉薬へと変化する自然釉。
今井理桂氏は、生涯をかけて
その世界を探求しています。

世界最長の登り窯
烏城焼 自然釉

今井理桂 自然釉

人が描いた景色ではありません

自然釉 陶板

小さな陶板にも力強さを感じます

自然釉 ぐい吞み

まるで宝石に包まれたような輝きのぐい吞み

日常使いの自然釉器

烏城焼 日常器-1 烏城焼 日常器-2

丁度、朝ドラ「スカーレット」が放送中とあって
多くの方々が自然釉の世界に魅了されました。

津軽烏城焼 自然釉の世界-1

津軽烏城焼 自然釉の世界-2

津軽烏城焼 自然釉の世界-3

「自然釉の世界」展にお越しくださいました皆様、誠にありがとうございました。
短い期間にもかかわらず、多くの方々に作品を御高覧頂けましたこと、大変有難く思っております。

平安・鎌倉時代の壷に魅せられた私は、それを超える作品を世の中に生み出し、後世に残したいという一心で、
「登り窯」そして「自然釉」にこだわり、作陶に励んでいます。
世界最長の登り窯を完成させ、現在は、その窯焚きへのプロジェクトを進行させている最中です。
千年前に生まれた壷は、作り手の名を失っても変わることなく私を感動させ、これからも世に残り続けます。
私は、平安時代に情熱を燃やしたその名もなき陶工のように、千年後も作品で人を感動させられる
陶工でありたいと願っています。

津軽烏城 今井理桂