向井田通子 パーチメントクラフト 作品展

パーチメントクラフト作家の向井田氏が、今年1月の作品展に続き、
どちで4回目となるパーチメントクラフト作品展が開催されました。
向井田氏の作品は、中世ヨーロッパのレースをモチーフとした作品を中心に
ヨーロッパの門扉や窓枠、絵本の世界などのモチーフを取り入れ、見る者を魅了する
独自のパーチメントクラフト作品に仕上がっています。

ポアンドガーズ

ポアンドガーズ （19Ｃ）

向井田氏の作品制作は、その形を真似るだけではなく、元となる歴史やバックボーンを学んでから制作に入ります。
特にアンティークレースに関しては長年、ダイアン・クライス氏からレクチャーを受けました。

ゲントレース　エミリアレース　ロザリンレース

「ナポレオンのスミレ」　レティチェラレース

鉄の門扉　フランス（17C）

「夫婦愛」　ケルト文様

Molly Whuppie / かしこいモリー　より

羊の革を用いて聖書の装飾目的が起源とされるパーチメントクラフトですが、
現在では、基本的には厚手のトレッシングペーパーのような専用の用紙に
下絵に沿って針で小さなあな穴を空け、その穴と穴の間を専用のハサミで切って作成されます。

連日、多くの方が足をとめて作品を愛でてくださいました。

パーチメントクラフト展にお越しくださいました皆様、誠にありがとうございました。
1月の作品展時にも、皆様のご協力を得て支援金を送ることが出来ました。

今回の展の前にも、能登半島では大雨の被害が出ております。
今回の売り上げも全てに能登半島地震へのチャリティー と、
カレーズの会 を通じてのアフガニスタンへ支援に送らさせていただきます。
今回の支援金額は、後ほど「どち」のホームページにてお知らせいたします。

次回のイベントはまだ未定ですが、みなさん楽しみにしていてくださいね。

向井田 通子