向井田通子 パーチメントクラフト展 -ヨーロッパレースに魅せられて-

羊皮紙を源とするパーチメントクラフトは、聖書を写本していた中世修道院で開花しました。
現在では、厚手のトレッシングペーパーを材として作品に仕上げます。 今回の展では、普段目にすることが無い、
繊細で美しく歴史あるヨーロッパレースをモチーフとしたパーチメントクラフト作品を中心に展示いたしました。

エリザベス女王のドレスより（20C）

ナポレオンのスミレ（19C）

修道院のレースより

メェッヒェウンレース（18ｃ）

ゲントトレース（18C）

向井田氏のヨーロッパレースをモチーフにしたパーチメントクラフト作品は、その形を真似るだけではなく、
世界的なアンティークレースコレクターから、そのレースの持つ歴史やバックボーンを学んでから
制作に入るそうです。

三日月夜の舞踏会

コタン クル カムイ

ヨーロッパレース以外の作品も素敵です

風の神ヴァーユ

ケルト神話より

仲間たちの作品も展示されました

声楽、バイオリン、チターと仲間たちによる
ミニコンサートも開催されました。

連日、大盛況の会場でした。

パーチメントクラフトを用いた小作品は大人気でした

パーチメントクラフト展にお越しくださいました皆様、誠にありがとうございました。
お陰様で連日多くの方々に作品を御高覧頂けました。

どちでは2回目となる展、前回もお越し頂いた皆様、また、今回初めてパーチメントクラフトを
知られた方々からも感嘆のお言葉を頂き、作者として大変嬉しく思っております。
目を輝かせて作品を楽しんでくれる方々、毎日のように遊びにきてくれる知人、
そして支えてくれる多くの仲間たち＿
私は毎日、会場に居ることが幸せでした！

向井田 通子